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2022年04月25日

 スマホからTwitterのメインアカウントを操作するソフトを削除した。快適な居場所ではないからだ。

 さて先日、今年のヒューゴ―賞候補作(ファン投票で決まるSFの賞)が発表された。ショートストーリー部門候補の“Unknown Number” by Blue Neustifter は初出がTwitterのツイートで、メッセージアプリを模した画像を用いて、主人公と並行世界の自分の対話を表現している。同部門候補のサラ・ピンスカー“Where Oaken Hearts Do Gather”は、インターネットフォーラム上での架空の歌の議論を模した形式である。一方で、関連作品部門のエミリー・セントジェームズによる記事“How Twitter can ruin a life”(いかにしてTwitterがある人生を毀損したか)はイザベル・フォールがクラークスワールド誌に短編小説「私の性自認は攻撃ヘリ」を発表したことでこうむった被害を取材したものだ。彼女は今後、この筆名で創作するつもりはないという。なお同作は、中原尚哉訳が東京創元社の『紙魚の手帖 vol.03 FEBRUARY 2022』に掲載されている。

 なにもかもがインターネットにとらわれている、という思いを抱く。一方でインターネットほど、欲しい情報を得られる場所もないのだった。そこで私はオンライン人里を離れ、オンラインに庵を結ぶことにする。たまには餌を求めて里に下りることもあるだろう。しかし、しばらくは距離を置き、おだやかに自分のペースで日々を過ごすように努める。

暮らし

 川崎市立労働会館の吹き抜け

川崎市立労働会館の吹き抜け。存在感に感銘を受けた。どうやら1980年代築のもので、来年春には休館して見られなくなるらしい。

 crab

とある雑居ビルのエレベーター。乗るたびにまじまじと見つめてしまう。イラストとフォントの昭和感に、禁煙の札――タバコを示す――が拍車をかけている。

グラスに入ったエリンギとニンジンの炒めもの

ボデガのグラスを買い、エリンギとニンジンの炒めものを入れた。

ここでは本、音楽、カレー、アートなどの話をしていく。これまでどおり。