書いている人について

橋本輝幸(はしもと・てるゆき、筆名)

1984年生まれ。フルタイムの会社員。ときどきSF書評家・アンソロジスト(2008-2015、2019-現在) 以下に仕事をまとめた。

雑誌


早川書房 SFマガジン

2008-2015年
「世界SF情報」欄に毎月1ページにニュースを書くお仕事を継承。締め切り間際の訃報に焦ることも多々あった。

2010-2015年
SFマガジン「MAGAZINE REVIEW」欄
雑誌掲載作(未訳)を紹介する当番を継承。年に3回ほど回ってくる。私はF&SF誌の担当だった。「紙の動物園」をリアルタイムで読めたのはいい経験だったかもしれない。
今の「Novel & Short Stories Review」にリニューアルされてからは1度だけ執筆している。

SFマガジンの各特集にも結構参加していたが、自分でもどれに何を書いたかもはや把握していないが、2010-2014年は毎年〈英米SF受賞作特集〉の特集号に掲載作の解説および前年の英語圏SF界の動向について執筆していた。
2013年11月号〈海外SF短篇セレクション〉は注力し、思い入れが深い号である。2020年6月号 〈英語圏SF受賞作特集〉でひさびさに特集監修を担当した。監修という肩書きだが、掲載作の決定については毎度、担当編集氏とのやりとりで決定しているため、すべてが私の一存というわけではない。

『SFが読みたい! 2020年版』
「2010年代ベストSF30―2010年代総括座談会鏡明×大森望×橋本輝幸」

本の雑誌社

本の雑誌 2010年7月号
単発。Underland Pressという独立系出版社の既刊を紹介した。ブライアン・エヴンソンやジェフ・ヴァンダミアの著作など。

本の雑誌 2011年11月号
Alexander Yatesの長編小説Moondogsを紹介した。マジックリアリズム異能バトルもので大変面白いが、日本語訳はない。

本の雑誌2020年1月号
2019ベスト本の特集号。作家、評論家、翻訳家など32人の前年のおすすめ本を挙げる企画に参加した。

本の雑誌2020年9月号
単発。特集「つぶやく出版社」に「ジャンル別おすすめTwitterアカウント/SF編」を寄稿。

本の雑誌2022年1月号
「私のベスト3」に参加。

おすすめ文庫王国2022
私の2021年度文庫ベスト3に参加。

早稲田文学

2015年春号 text review ことばの庭

与えられた分量を好きに使えるコーナーで、 「二〇一四年〈ザ・ニューヨーカー〉回顧」という前年のNew Yorker掲載作をすべて読む企画を自主的におこなった。武者修行にも程がある。

2021年秋号 特集:ホラーのリアリティ
ベスト3エッセイ「SCP財団」
SCPを解説した上で、併せて読みたい書籍を紹介せよというお題だった。

河出書房 文藝

文藝 2021年春季号 〈論考〉「私たちの相違と共鳴 世界SFを俯瞰して」
 入魂の出来なのでぜひ読んでください。非英語圏の女性SFファンダムについての話です。
文藝 2022年夏季号  特集4 SFマガジン責任編集 グレッグ・イーガン祭内【鼎談】酉島伝法×橋本輝幸×長谷川愛「私たちの大好きなハードSF覆面作家」

思潮社

現代詩手帖 2015年5月号
特集SF×詩に合わせて「英語圏のSF詩」 と題して詩の掲載媒体や詩の賞を紹介した。

書籍への参加

『冲方丁公式読本』(洋泉社MOOK, 2010)
 レビューに一部協力。

『北の想像力――《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅』(岡和田晃・編, 寿郎社, 2014)
 もともと第51回日本SF大会Varicon 2012に向けて書いた、キャサリン・M・ヴァレンテの短編SF「静かに、そして迅速に」 のレビューを再録していただいた。

サンリオSF文庫総解説』(牧眞司, 大森 望・編, 本の雑誌社, 2014)
 レビューを一部担当している。

編著書

 2000年代海外SF傑作選書影 2010年代海外SF傑作選書影 走る赤書影

2000年代海外SF傑作選』(ハヤカワ文庫SF、2020)
2010年代海外SF傑作選』(ハヤカワ文庫SF、2020)
中国女性SF作家アンソロジー 走る赤』(武甜静/橋本輝幸 編/大恵和実 編訳)

書籍解説

キャサリン・M・ヴァレンテ The Melancholy of Mechagirl (Haikasoru, 2013)
実は英語の本が書籍解説デビュー。編集のマスミ・ワシントンさんからは日本語で書いてもよいと言われたが、がんばって英語で書き下ろした。

キジ・ジョンスン『霧に橋を架ける』( 三角和代訳、創元海外SF叢書)
チャールズ・ユウ『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』(円城塔訳, 新 ハヤカワ・SF・シリーズ, 2014)
 2冊とも第一回日本翻訳大賞の二次選考17作の中に残ったのが印象的だった。

チャーリー・ヒューマン『鋼鉄の黙示録』(安原和見訳, 創元SF文庫, 2015)
 Badassな南アフリカSF。本邦で読めるようになって良かった。原題はApocalypse Now Now.

ダリル・グレゴリイ 『迷宮の天使』下巻( 小野田和子訳, 創元SF文庫, 2017)

小川哲『ゲームの王国』下巻(ハヤカワ文庫JA, 2019)

空木春宵『感応グラン=ギニョル』(創元日本SF叢書, 2021)

オクテイヴィア・E・バトラー『キンドレッド』(風呂本惇子 & 岡地尚弘訳, 河出文庫, 2021)

最後のライオニ 韓国パンデミックSF小説集』(河出書房新社, 2021)

翻訳

ミルドレッド・クリンガーマン「緑のベルベットの外套を買った日」 (※中村融氏との共訳)
(『時を生きる種族 ファンタスティック時間SF傑作選』中村融 ・編訳, 創元SF文庫, 2013)

SFマガジン2014年12月号
「R・A・ラファティ インタビュウ」インタビュアー:ダレル・シュヴァイツァー

選考委員/審査員/コメンテーター

第1回ブンゲイファイトクラブ(惑星と口笛ブックス主催、2019)

第1回第2回かぐやSFコンテスト(VG+、2020, 2021)

みんなのつぶやき文学賞 運営ボランティア

同人誌

サークル:清龍友之会 (ゲスト参加)
『清龍第十号』(2011) 収録の「既刊総ざらい」という既刊10冊の見所紹介コーナーを担当。まさかこの巻に掲載された 「超動く家にて」は7年後、まさか宮内悠介さんの短編集の表題作になるとは。

サークル:海外文学好き好きボーイズ(メンバー)
白水社『エクス・リブリス』全レビュー(2015)
東京創元社『海外文学セレクション』全レビュー(2015)
色んな大学出身者が混在したサラダボウル的サークルだった。ほとんどのメンバーが1980年代後半生まれ。叢書をちぎっては投げるようなレビューサークル。

叢書名:ハルコン・SF・シリーズ(ゲスト参加)
ラヴィ・ティドハー『金星は花に満ちて』解説(2019)

サークル:SF Generation
『SFG Vol.03 特集:アジア』(2021)
インタビューしていただき、東南アジアや南アジアのSF関係者を少し紹介した。

あらためて、私に機会を与えてくださった皆さんに感謝いたします。